パソコン |
幽霊の怖い話 File.59 |
投稿者 狂気の猫愛 様 |
|
これは、僕が中学の頃の話。 小学校の頃、調べ物は両親のPCで大体調べていたが、 中学に入ると何かと頻繁に使うようになり、自分のPCが欲しくなっていた。 うちでは経済的な事情で、最初はなかなか両親は承諾してくれなかったが、 ついに近所の小さな店で中古のを買ってくれることになった。 その店で見つけたPCは、少し古いタイプではあったが、激安であったのでそれを買うことにした。 ただ、そのPCは少々壊れているようで、たまに勝手については僕が消していた。 ある日、またいつものようにPCが勝手についた。 心の中で『またかよ……』 と呟きながらPCに向かうと……………………… 『えっ!?』 ……その画面に映し出されていたのは、一見写真にもみえる動画だった。 そしてその写真にはカメラ………………… ウェブカメラを見つめる自分…そしてその背後にいる白衣の青白い少女。 が、「ガチャッ」という音がして母がドアを開けて部屋入ってに来た。 「○○ー、ご飯ー」 ふとPCを見ると電源は落ちていた。 と、そのとたん、 「ギャアァァァァァァ!!!!!」 母の叫び。後ろを見やると母は首に赤い手形を浮かばせ宙に浮いていた。 PCは………母の首をつかみ上げる狂気に満ちた少女の顔を写し出していた。 「 うわぁぁぁぁ!!!!」 僕は無我夢中で母を少女から剥ぎ取り、 部屋から逃げ出した。 そのあとは……あまり覚えていない。 だが、有名なお払い術者にお願いし、PCを廃棄してもらったと思う。 術者はこのPCにはある少女の歪んだ思いがあるとか言っていた。 後からあのPCを売っていた店に聞くと、あのPCはある男性から買い取ったもので、 「このPCに異変があったら廃棄して下さい」と 言い、金も貰わずに足早に立ち去ったと言う。 きっとその男性も怖くて自分で破棄できなかったんだろう。 僕は今でもTVからスマホまで新品しか買わない。 ★→この怖い話を評価する |
|
爆光!LED懐中電灯専門店 |
|
[怖い話] [幽霊の怖い話2] |